
ウィルちゃん(生後8か月)初めての冬です。セキセイインコの快適な温度は、20度~32度位ということ。朝の気温が16度まで下がった11月。足が冷たいのか、器用な片足立ちをみせてくれました。突然の冷え込みにクシャミをすることも。そろそろ寒さ対策が必要です。
今回は、マンション住まいの我が家の対策と、購入したマルカンのペットヒーターのレビュー、今後検討中の商品のあれこれを記事にしました。
窓の断熱・寒さ対策+保温電球を購入
とにかく窓からの冷気を防ぐため、断熱シートで防寒しました。
そして、ケージを段ボール前面を切り取った箱に入れました。半分ぐらいまでの高さをおおうことができ、保温性が格段に高まりました。残る半分のエリアも、手持ちのプラスチック板やプチプチ(緩衝材)、百均のクリアファイルなどでカバー。そして、鳥用のヒーターを購入。ベストセラーのマルカンさん40Wです。
フックをケージに差し込むだけで設置完了。ケージの横のラインに引っ掛けるので、HOEI35手乗りのケージの場合、3段階の高さ調節が可能ということになります。
我が家では、上に乗って火傷をしないように、フタを外して最上段に引っ掛けました。スキマはありますが、上に乗ることはありません。良かれと思った暖房による事故は避けたいですよね。電球は水濡れで破損の可能性があるらしく設置場所注意です。電球の近くのコードには、かじらないように金属のコイルでカバーがしてあり安心。
マルカン40W・保温電球の使い心地と保温能力

空の水槽(W60×D45×H45cm)に40Wの保温電球を取り付けた場合の温度の目安は「室温+7℃」です。
ケージ内に温度計を置いて、実際に計ってみると、もともとの気温が17度だったのが、21度近くまで上昇しました。上部と全面を開けっ放しの我が家の使い方では、室温+4℃ということですね。
おやすみカバーをかけて、ケージを閉め切ると、+5℃になりました。当初は安全面の心配から夜は、私が寝る直前に切って、朝一番で暖房していたのですが、外気が4度まで下がった夜、閉め切って一晩中つけると、朝20度になっていました。※ケージ底に置いて計っていますので、ケージ上部はもっと温度は高いです。
最初は、気温が20度を下回るとちょっと心配したのですが、10度位でも大丈夫というベテラン飼育者の意見もあり。とはいえ、一匹での飼育なので、仲間と寄り添って暖を取ることができないことも考慮しつつ、ペットヒーターと部屋の暖房器具を併用しています。ウィルちゃん、元気なのですが、咳のマネをしてくれるので、風邪ひきみたい。。
保温電球と防寒カバーの併用について
ケージのプラスチック部分に近づけると熱で変形の恐れが・・・等と書かれているのですが、併用されている方も多く、ヒーターの近くをカットしたり、布でおおったりしてから、ビニールの防寒カバーを掛ければ、40Wのヒーターと併用しても、問題なさそうです。もちろん、非推奨ですから、自己責任でお願いします。小さいケージや長時間使用の場合は、特に要注意。100Wのヒーターと併用ではビニールが溶けた例があります。
ジッパー付き・小鳥の防寒カバー が便利そうですが、うちは上部からエサの入れ替えなどをしているので、ファスナー無しで、前面~上部をカットする方が便利そうというわけで購入したのがこちら。
ヒーターと併用でビニール臭がやや気になりましたが、しばらくすると取れました。洗って干してから使えばよかったのかも。室内でスッキリ保温対策の究極は、アクリルケースでしょうか。冷房避けや呼び鳴き防音対策にもなるみたいですね。
鳥用の保温器具のオススメは?
今回は、マルカンさんの40Wを選んで、今のところ満足です。よく比べられるアサヒさんは、サイズの大きさがデメリットですが、大き目のケージでは問題なさそう。メリットは、日本製で、球切れせずに、何年も使えるとか。マルカンさんは、1~2年程度が寿命?と想像しています。買い足しすると、1350円。何回か切れたら、アサヒさんの方がお得だということに。手間も省けますね。【追記】アサヒさんでも早く球切れしたという意見も。当たり外れか使用方法による差なのか不明。
アサヒさんのヒーターは、電球を変えるだけで、40Wと100Wの使い分けができる点もメリット。2017年12月13日現在、替えの電球は1280円とマルカンさんよりお安いです。
病気になったとき、30度以上に温めようとすると、100Wが必要と言われていましたが、プラケース内で保温すれば、それなりの温度が出せそうですし、室内の暖房と併用すれば、とりあえず40Wで十分そうです。ただ、万一、必要になり、追加で100Wを買うなら、次回は、アサヒさんかな。こちらは上下部に穴がありません。
余談ですが、ヒーター購入時にパネルヒーターとも迷いました。外掛けでスッキリしていて良さそうですが、空気を温める力が弱く、前で暖をとるものらしいです。鳥さんが自分の意志で温度調整出来て安全かも。小さいケージで使うと良さそうですね。
サーモスタットについて
温度管理の必需品だと思っていたサーモですが、うちの使い方ですと、必要なさそうです。ただ、電球が壊れて温度が上昇し過ぎた事故もあったようですし、留守などが多いとあった方が安心。60W以上だと必須です。サーモはマルカンもアサヒさんも中国製らしく不安が。探すと、爬虫類用のサーモが精度もよく、ユーザーレビューも好評。お値段は同じくらいなので、必要な場合はこちらがいいかも知れません。
以上、我が家の寒さ対策と今後の検討品でした。年中発情や年中換羽とかは避けたいけれど、まだ1年目なので、なるべく寒すぎないように気を付けています。お陰様で飼い主が風邪をひいてもウィルちゃんは元気に過ごしています。