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- やる気が出ない理由7つとその解決策で、重い腰を上げよう!

やらなくちゃいけない。分かっていてもやる気が出ないとき、ありますよね。
やる気ってどうやって出せばよいのでしょう? なぜやる気が出ないのでしょう?
やる気が出ない理由と対策を考えてみました。やる気が出ないお悩み解決のヒントにしてください。
目次
1.他の悩みがある・ストレスを感じている
ということが挙げられると思います。他に気になることがあって、勉強どころではない場合です。これは他の悩みを先に解決しましょう。やる気は心のコンディションがいい時にしか出てきません。
慢性的にイライラしていたり、避けがたいストレスが持続しているなら、ストレス対策をして軽減をしてください。
1.運動する
運動はストレス発散に効果的です。ジムで汗を流すといったことでなくても、散歩で構いません。周囲の景色にゆっくり目を配りながら気持ちよく歩きましょう。ストレスは身体の筋肉でも受け止めています。我慢すると筋肉は硬くなりますよね。カチカチの身体はストレスに弱く、強くストレスに反応してしまいます。ヨガやストレッチなどで、普段から体をゆるめておくのもストレスに強くなるひとつの方法です。
2.好きなことをする
音楽を聴いたり、好きな本を読んだり、半身浴をしたり、ゲームをしたり。リラックスできる時間を作って、ストレス解消をしてください。旅行・おしゃべり・カラオケなど、楽しく気分転換できて、スカッとすることならなんでもOKです。癒しの効果が得られます。
3.感情を出す
ストレスによって生じたマイナスの感情エネルギーを外に出すことで、ストレスを解消する。信頼できる相手に思いっきり愚痴を聞いてもらう。お笑い番組などを見て笑う。感動する映画などをみて涙を流す涙活(るいかつ)をするのも効果的です。
4.掃除をする
掃除はストレス解消にも効果的です。部屋を見回して雑然としていたら、余計にイライラしがちですよね。何かしようとしてもアレが無い。コレはどこ?では、やる気どころではありません。掃除をすることで、嫌なことに囚われていた時間を、捨てたり磨いたり片づけたりと過ごすうちに、気持ちが落ち着きますし、最終的に片付いて視覚的にもスッキリして達成感が得られて、ストレスが発散できますよ。部屋全部を片づける気も起きない場合、机の引き出しだけ片づけるなど、出来ることだけでも取り組んでみてくださいね。
5.ストレスに対する受け止め方を変える
日常的にストレスを感じやすい人は、ストレス発散だけではなく、そもそもストレスを感じにくくしたり、早く回復したりできるようになる必要もあるでしょう。
たまったストレスを解消したら、やるべきことをやる気が起きてきますよ。
2.睡眠不足・疲れている
こんな時は、無理にやる気を出そうと頑張らず、ゆっくり休んでください。疲れたまま無理に頑張ると、非効率ですし、成果もあがらず、ますますやる気を失うので、時間がもったいないと思わずに、しっかりと睡眠を確保してください。
慢性的な睡眠不足の方は、眠れない原因を取り除きましょう。遅くまでゲームやSNSをしてしまうなど、自身の生活習慣を見直したり、必要であれば寝具や部屋の明るさなどの睡眠の環境も整えるのもいいでしょう。
マッサージを受けるなどして、疲れをとり、リラックスするのも効果的です。
3.義務感がある
やらなければならないことは、やる気がでなくなることが多いです。そんな時は、それをやることで得られるプラスのことを考えて書き出してみましょう。成績があがる。試験に受かる。就職で有利。昇給する。モテる・・・。こうした自分のメリットもいいですが、他者のためという視点を取り入れるといっそう効果的です。
人には自分のためだと頑張れないことも、他人のためだと頑張れるという性質があります。究極的には私たちは愛で動いてると筆者は思っています。
具体的には、社会人になって親を喜ばせる。自分の周りの人を幸せにする。家族をしっかり守れる自分になる。子供に自分の背中を見せる。困っている人を救う。社会を良くするなど。もっと自分オリジナルなものでも効果的だと思います。
そうしたメリットがあるとしたら、
やらなければいけないことが、やりたいことに変わりませんか?
やりたいことは、やる気が失せません。
自分が心底、納得がいく答え(自分の使命)を見つけられたら、長く続くやる気の素となってくれるでしょう。
4.時間がない・忙しい
こういう場合、やりたくないことへの言い訳の場合も多いでしょう。気がない人への返信が遅れる理由と同じですね。乗り気でないのです。
嫌なことをやらないというのは一つの方法です。本当に必要なのか再考し、やる必要がないなら、やらないという選択もよいかもしれません。但し、やるべきことにやる気がわかない場合、忙しいを言い訳にしない。と決意してみましょう。
やるべきことであるなら、細切れに空いている時間を活用するなどして時間を捻出したり、あるいは、忙しいこと(仕事や家事)の効率を上げたり、必要性のない悪癖などを断って時間をつくるしかありません。
忙しい合間を縫ってまでやる気を出したい理由をもう一度見直してみてはいかがでしょう? 自分の本音を探ってみると、意外な発見があるかもしれません。
5.周りの人間にやる気がない
これは悪影響を免れません。私たちは互いに影響を受けあっているので、やる気のない人と一緒にいると自分のやる気もなくなってしまいます。ここで、一人やる気を振り絞って、良い影響を与えられるようになれれば理想かもしれませんが、難しい話です。
一旦、距離を置いて、やる気のある人と交流するのが良いでしょう。
やる気のなさが伝染するのと同じように、やる気も伝染しますので、いい環境に身を置けば、容易にやる気が出ることに気づくでしょう。
6.食事を見直す
毎日、ファストフード。お菓子。カップ麺。パンばかり。こうした偏った食生活の方は、食事を見直す必要があります。
栄養は脳の働きと密接に関係しているので、普通の食生活を心掛けましょう。脳に必要なのは、炭水化物(ブドウ糖)・タンパク質(アミノ酸)・脂質・ビタミン・ミネラル等です。魚を食べると頭が良くなるということで、DHA・EPA(オメガ3脂肪酸)が話題になりましたね。
あまり難しく考えなくても、日本の和食(味噌汁・ごはん・お魚・和え物など)をイメージすれば必要は足りています。お肉やお魚、野菜、きのこ類などバランスの良い食事を心掛けるだけでも違ってきます。
脳はブドウ糖を唯一のエネルギーとしているので、太るからといって炭水化物は一切抜きなどの極端な糖質制限などをすると、体調を崩す原因になるので気を付けましょう。脳の栄養不足で頭が回らない状態では、やる気が出ないのは当たり前ですし、冴えない頭で無理に頑張っても努力の無駄です。心当たりの方は食生活を見直して、改善を図ってくださいね。
あとは、誰かと美味しく食べることも心身に良い影響を与えてくれます。食に感謝し、楽しめるといいですね。
7.やる気にこだわりすぎている
どこかに、やる気が出る方法があるのではないか?と探し続けたり、やる気がいつか出てくるのではないか?と待っている方は、要注意です。何もせずにやる気が出るのを待っていてもやる気は出てきません。
実は、脳の仕組みがそうなっていて、脳の真ん中にある側坐核(そくざかく)という部分が働いて脳内物質が分泌することで、やる気が出てくるのですが、これがいくらやる気を出そうとしても出ないのに、実際に行動すると、活発に働き始めるそうです。(参考:海馬―脳は疲れない)
言われてみれば、心当たりがある気がしませんか? 嫌々始めたけれど、途中からエンジンが掛かってきたぞ。なんて経験がある方も多いのでは?
だとしたら、やり始める前にやる気が出ないことを悩んでも仕方ありません。
とりあえず、やり始めましょう。
やれば、できる。できれば嬉しい。嬉しいがやる気になり、調子が出てくる。
そんな好循環への一歩は、やる気がないまま始める行動に掛かっていたようです。
「やる気でない~~~」「でも、仕方がないから、やるか。。」が、正解。
さぁ、そろそろ、重い腰をあげて、やり始めませんか?
まとめ
やる気がでない場合に考えられる原因とその対処策はいかがでしたか? 自分にいちばん当てはまりそうな事柄から改善してみてください。
人間は本来、好奇心に満ちていてやる気でいっぱいなものらしいです。そうでなくなった原因を探ったり、気持ちの持ち方を変えることが根本的な解決になるかもしれませんし、一方、あまりそこにこだわらずに、やるべきことをやることが、やる気につながるという脳の仕組みも見逃せませんね。
何事もなかなか思い通りにはいきませんが、悩むより行動です。
自分を知って、上手にやる気をコントロールしていきましょう。