放鳥時間ゼロで10年生きたセキセイインコの飼育方法から学ぶ長寿の秘訣

放鳥時間ゼロで10年生きたインコの話

私がセキセイインコを飼い始めた理由のひとつに、主人がかつて飼っていたペットがセキセイインコだったことがあります。そのインコは、放鳥することなく、カゴの中で一生を過ごしたそうです。しかし、10年も生きたそうです。インコの10歳というと、人間でいうと80歳。そこそこ天寿を全うしたのだと思います。これは一例にしかすぎず、この例をもってすべてを推し量るのは無理があるのは言うまでもありませんが、過去の飼育方法からセキセイインコの長生きの秘訣を探り、5つのポイントにまとめてみました。

セキセイインコの寿命は意外と長い?短い?

私は、身体の大きい動物の方が長生きすると思っていたので、ハムスターサイズのセキセイインコは、ハムスター同様に2年程度の寿命かな?と想像していたので、非常に驚きました。犬や猫と同レベルの寿命だったのですね。

調べると、もっと大型のインコやオウムなどは、50年以上も生きるものもあり、逆に、私の方が寿命が尽きてしまう可能性があるのにまたビックリ。お世話をする人間を子や孫まで、3代用意していないと飼えないと言われているとか。

セキセイは10年から長くても15年(人間でいうと、80歳~150歳)

先のことは判りませんが、何とか最後まで責任を持ってお世話できそうだと飼育を始めた後、飼育されているインコの平均寿命は、5年から8年と知り、ショック!そんなに短いの?

主人のセキセイインコは、放鳥時間ゼロで、特に構うこともなく10年。ならば、大切にしたら、15年でも大丈夫かも?と思っていたのに一体どうなっているのでしょうか?

在りし日の様子から探る長生きの秘訣

インコの名前はチョコちゃんだったそうです。チョコちゃんは、写真のような青のノーマルの、多分男の子。性別が曖昧なのは、当時のことを忘れてしまい、鼻のろう膜が青か茶か、何も覚えていないせいです。カゴの鳥で、それほど気にしていなかったと言います。今では信じられませんが、かつては写真も手軽でなく、友達も昔のインコを忘れたそうなので、そんなことも多いのでしょう。

チョコちゃんは、お喋りも一切しませんでしたが、卵などを産んだ記憶がないので、男の子じゃないか?と予想。セキセイインコは沢山の色がいますが、人間による品種改良で、弱くなってしまったというのもあるみたいです。遺伝的な問題は大きそうですね。オスは卵詰まりなどがないので、今でも少し長生きの傾向があります。

Point1.  男の子・ノーマルのインコはやや長生きする傾向があり

当時、小学生の主人は、インコが欲しい!と思って、近くの小鳥屋さんでインコを買ってもらったそうです。ヒナにさし餌をした記憶があるそうです。『手乗りにして可愛がろう!』

主人はそう思ったそうですが、エサやりが上手くいかず、ぐいぐい無理に食べさせた挙句、すっかり嫌われてしまい、以降のお世話は主人の母がすることになったそうです。その後も放鳥しようと手を入れると、ギャーギャー鳴いて逃げるようになり、インコ熱はたちまち冷めてしまったのだとか。全く、なんてこったい。な、エピソードです。

主人の家はお店をしていたため、インコはお店に置かれることになりました。主人のお母さんは、基本的に動物が苦手な人なので、チョコちゃんに話しかけたりなどしません。しかし、きれい好きかつ優しい人なので、毎日のお掃除や餌や水の交換を欠かしませんでした。

Point2.清潔な環境・新鮮なエサや水を与える



さらに、お店をしていたため、自然に規則正しい生活となり、常に昼間の室温は夏は涼しく、冬は暖かく快適でした。しかし、今のような鳥用の暖房などなく、夜は冷暖房を切って布を掛けて寝させていたそうです。夏は暑く、冬の夜はそれなりに冷えたと思われます。しかし、もともとある程度の寒暖のあるオーストラリアが原産。少しくらいの暑さや寒さは身体を鍛えることになり、健康に悪いばかりではなさそうです。とはいえ、老齢期には少し辛かったのかもしれません。今なら、晩年には保温をしてあげることで、もっと生きたかもしれませんね。

Point3.規則正しい生活・ほどよい寒暖差

インコにとって放鳥が大切というのをよく目にしますが、チョコちゃんは外に出そうとしても出てこないインコだったそうです。ずっと閉じ込められて運動不足やストレスにならないのだろうか?と心配してしまいますが、運動不足はともかく、人慣れしていないチョコちゃんにとっては、カゴの中の方が安全で快適だったのですね。
そして、お店のお客さんが出入りするのを見たり、お父さんとお母さんが店番としていつも家にいたので、独りぼっちになることがなく、そういう意味では、ストレスが少なかったのかもしれません。寂しいというのは、集団で行動する習性を持つセキセイインコにとって、想像以上のストレスなのかもしれませんね。

Point4.適度な刺激があり、孤独によるストレスが無かった

飼い鳥が命を落とす大きな要因に、事故があるそうです。誤って踏んでしまったり、スプレーなどの毒物を吸ってしまったり、良くないものを食べてしまったり、窓などから逃がしてしまった場合も、残念ながら命を落とすことも多そうです。外に出せば、そうした危険が増すことはいうまでもありません。ケージは飼い主の不注意から、インコを守っていたのです。カゴの鳥で、長生きできるの?と思いましたが、カゴの鳥だから良いこともあったのですね。

Point5. カゴから出さないので、事故が無かった

続いて、チョコちゃんの最期と、栄養、病院と薬について思うことを書きました。

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