
我が家のセキセイインコのお気に入りの音楽をご紹介します。飼い主の癒しタイムに流していると、鳥の鳴き声に反応し、興味深そうにプレーヤーのスピーカー前に寄っていきて、次第にウットリ・うとうとし始め、一緒に聞きながら眠ってまうことが多い癒しの音楽です。
人にもインコにもやさしいヒーリングミュージック
まずはベストセラーのこちら。ピアノ曲に鳥のさえずりなどがミックスされた音楽です。私自身も好きな作品。首を伸ばして、今の何??という感じで反応し、ヒーリング音楽を一緒に聴き始める切っ掛けにもなりました。
こちらは、琴・篠笛など和楽器の音に鳥のさえずりや虫の声などが収録されていて、ナチュラルで落ち着ける癒しの音楽です。サロン気分で一休みできてお気に入り。
どちらもデジタルでも購入可能です。こちらは、人気のCDブック。鳥のさえずりが収録されています。森の中にいる気分で。自然音には心地よく、癒されます。
毎日の刺激に・お留守番のストレス軽減に
うちは、出かけるときは短時間なら、こうした音楽を、長時間ならラジオをつけっぱなしておくようにしています。何かしら音が聞こえていることが、留守番ストレスの軽減にも役立っているのではないかと思います。
YOUTUBEで無料で聴ける音楽の中では、こうした流水音もお気に入り。鳥の鳴き声と、水の音にはよく反応します。眠っている野生の血が騒ぐのかも? 聞き始めは反応しますが、すぐ落ち着く様子です。
同じ音源では飽きるので、色々な音を聞くことが、脳のいい刺激にもなりそうなので、普段でも、いろんな音楽を流してあげています。しーーーんとしているより、雨の音や、川の流れる音、鳥の鳴き声なら、自然の中にいるようで良さそうですよね。
CDやデジタル音でお探しなら、こちらが川の流れに小鳥のさえずりが聞こえてきて良さそう。

目を閉じて音に耳を傾ければ、その心は森の中?
留守番の音楽が逆効果にならないために
私たちに気持ちよく感じるものは、インコにも良いと思っているのですが、そもそもインコは音楽が好きなのでしょうか? インコのひみつ という本の中に、インコと音楽についての記述がありました。
幼児期に読んだ絵本などの影響もあってのことだと思いますが、鳥はみな音楽好き、と思い込んでいる人も少なくないようです。でもそれは、人間がつくりあげた思い込み、誤解です。(中略)
インコにとって「音楽にふれること」が「うれしいこと」と結びつくとき、また無意識に「楽しい」と感じられた時、インコはそれを自身の中の「好き」カテゴリーの中に受け入れます。
ですので、音楽に関しては、「うれしい」「楽しい」から「好き」と感じたインコが関心をもつようになり、興味を覚えなかったインコは、無関心になると考えて下さい。引用:インコのひみつ
先にご紹介したのは、川の流れや鳥の声などが入ったヒーリング音楽や環境音楽ですので、好感を持って受け入れやすいと思いますが、ポップスや、ロック、演歌などの音楽は、飼い主と音楽を聴いて楽しい時間を共有した背景があって、好きになっているということのようですね。
もしも、寂しい留守番のときだけ、音楽が流れてきて、音楽=留守番=嫌と結びつけば、音楽も嫌いになってしまうかも? 好きな音楽が流れてきて、留守番の寂しい気分が紛れるという図式にするためにも、まずはインコと音楽を楽しむ時間を持つことを心掛けたいですね。
著者のインコ愛が感じられ、インコの気持ちがわかるようになる本です。鳥好きとしては、興味深く楽しめます。